長尺シートとは、床に使われるシート状の材料です。耐久性があり、ヘコミや水に強いため、一般的に公共の場や、店舗内の床に用いることが多く、土足の場所に向いた床材です。
シート自体も大変重く、経験のない方がDIYとして扱うのはまず無理でしょう。藤田産業では、このような長尺シートの施工も行っていますので、検討されている方はぜひお問合せください。
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長尺シートのメリット、デメリット
長尺シートのメリットとデメリットをまとめました。
長尺シートのメリット
- 耐久性に優れる
- シートが厚く、重いモノの跡がつきにくい
- 水に強く、お手入れが手軽
- 遮音効果がある
長尺シートにするメリットはかなり多いです。最近では安価なCF(クッションフロア)のような軽くて柔らかい床材が普及していますが、家具の設置跡やえぐれてしまったりと、後々の修繕を考えると、長尺シートはオススメです。
長尺シートのデメリット
- 料金が高くなりがち
- DIYとしては不向き
長尺シートのデメリットは、CF(クッションフロア)と比べると料金が高くなってしまう点です。また、DIYとして経験のない方が貼り付けるのはかなり困難です。職人目線で言うと、「重い!」「硬い!」「手間がかかる!」なので、我々プロにお任せください。
長尺シートの施工手順
今回は、ヤクルト様の店舗の内装工事をしたさいに、長尺シートを貼り付けたので、その様子をご紹介します。
長尺シートは下地のモルタルやコンクリートの仕上がりによって耐久性が変わってくるため、まずは下地の凹凸をなくすために、スクレッパーでしっかりと研磨していきます。
研磨のさいにでたクズが残らないように、しっかりと掃除機をかけて下地をキレイな状態にします。
使う面積分の長尺シートを伸ばします。
長尺シートと下地に貼り付けるための専用ボンドです。
専用ボンドをヘラで丁寧に均一に伸ばしていきます。下地に塗るボンドの量は、多すぎても少なすぎても仕上がりに差がでるため、ここは経験がモノを言います(笑)
隅のほうも丁寧にボンドを塗って行きます。
順々に長尺シートを貼り付けていきます。貼り付けたさいに、長尺シートと下地の間に空気が入ってしまうので、しっかりとなでバケや圧着用のローラーで空気を抜いていきます。
余分な長尺シートは切り離していきます。また、隣り合う長尺シート同士には隙間ができているため、この隙間をなくすために溶接棒を流し込んでいきます。
最後にワックスで仕上げて終了です。
以上が長尺シートの施工手順になります。長尺シートは耐久性に優れることから、様々な場所でみることができますが、経験のない方が扱うには難易度が高い施工です。
DIY用として長尺シートも販売されていますが、見よう見まねでやるには難しいと思います。
「失敗したくない!!」
そんな方は、ぜひ内装工事の専門のプロへお問合せください!